虚構

朝、政見放送を見て思ったのですが、
15年続いたデフレからようやく脱することができつつある。景気回復のチャンスを手放すわけにはいかない。
などと言っているのですが、意味がわかりません。
不況の時に物価が上がって消費税も8%になって何が良くなるのでしょうか?
日本はデフレではないし、デフレを解消したら景気が良くなるという理屈自体が意味不明だ。(野口悠紀雄先生の本を読みましょう)
給料が増えていると言うのですが、あんまり増えているようには思えません。
仮に少し増えていたとしても、物価が上がって消費税が増税されているので実質所得は当然に下がっている。
そもそも物価をあげて給料を上げるといっても、物価上昇率以上に給料が増える理屈はない。
とテレビを見ていて私は思いました。

30キロ走

IMG_1794.PNG

加古川マラソンが近づいてきたので久しぶりに30キロ走ってみました。
腕時計では3時間29分でした。
ほぼ1キロ7分ペースなので私にとっては良いペースです。
私はこれ以上急ぐと自滅します。
今日は出来るだけ足の力を抜いて軽く走るようにしました。
そのせいか今までで一番楽に走れたし、足の痛みもほとんどありません。
また、今回はウエストポーチを着けずに走ったのですが、骨盤まわりが硬く、動かしにくい私にとっては画期的に走りやすくなりました。
これは結構重要な発見かもしれません。
加古川マラソンが楽しみになってきました。

バイジャパニーズ

不況の原因
・東西冷戦構造が崩壊した
・東側の安い労働力が西側の自由主義経済に仲間入りしてきた
・新興工業国が工業化に成功した
・世界的な賃金水準が下がった
・日本は世界一高い人件費の国なので、自動車メーカーなどは海外に移転
・現地法人で生産・販売(輸出のかわりに)
・トヨタでも6割 日産やホンダは7割ぐらい海外生産
・部品メーカーも現地調達
・自動車メーカーは現地法人からの配当収入で潤う(円安でさらに儲かる)
・なので円安になっても輸出は増えない
・儲かっているので大企業の株価は当然、上がる
・海外子会社配当金益金不算入で、日本の法人税収は増えない
・製造業の国内の雇用は減少、または非正規雇用化
・自動車以外の製造業も同じ
・労働力は製造業から賃金の安い介護関係へ流れる
・国民(特に若い人)の所得は減少
・若い人が結婚できない・子供作れない・カネを使えないので消費は伸びない

つまり、大企業の株価は上がったが、中小企業のところまでは「まだ」好景気が来ていないというが、来るわけがなくて、中小企業の仕事の多くはとっくに外国の会社にとられている。
日本経済停滞の原因はデフレであるはずがなく、産業空洞化が原因。
日本人の国際競争力を取り戻して国内生産比率をあげるように政策展開すべきだ。
バイジャパニーズ法

対案

政治家の先生方は野口悠紀雄先生の本を読めばいい。
総理大臣は、
「アベノミクスを批判する人は多いが、ではどうすればいいのか。対案を聞いたことがない」
と言いましたが、野口先生の本には対案がたくさん書いてあるのになぁ

3回目

IMG_1771.JPG

加古川マラソン用に買った靴が届きました。
この靴を買うのは3回目です。
とても気に入っている靴なのでずっと使いたいのですが、この靴はとっくに生産中止だそうです。
アマゾンで「1点在庫あり」となっていたのであわてて買いました。

罪の文化 恥の文化②

エアバックの米国での不具合問題について、アメリカでどんな事態になっているかはニュースを見ればわかりますが、国内を走っているクルマは大丈夫なのか?
この部分がほとんど報道されない気がしませんか?
これが罪の文化と恥の文化の違い。

日本人は不具合を起こして迷惑をかけたことについて、申し訳けないと思う(すなわち罪を犯した)から謝罪するのではなくて、アメリカで訴えられた(すなわち恥をかかされた)から謝罪する。
本当に申し訳ないと思うなら、日本を走っているクルマはリコールの必要があるのか無いのか?
必要が無いなら無いで、それをマスコミを使って告知するはずだ。
昨日見たNHKのニュースでも、今朝の新聞でもそこがわからない。
日本のニュースでは真っ先にそれを報道すべきでしょう?
もちろん報道機関が悪いのではなくてメーカーがそのように報道してもらえるように記者発表すべきだ。
死者が出るほどの不具合なのでユーザーである私は心配になる。
私の乗っているトヨタのクルマは大丈夫なのか?
そもそも私の乗っているプリウスには問題のメーカーのエアバッグが使われているのかいないのか?
メールの一本も届きません。
メーカーのホームページを見てもわからない。
プリウスのリコールの部分を見るとハイブリッドシステムの不具合のことしか書いていない。

ベネディクトが戦時中に名著「菊と刀」で書いた日本人特有の「恥の文化」は今も我々日本人の中に生き続けている。
ベネディクトは一度も日本に来ることなくこの本を書いたと言われていますが、鋭く日本人の本質を捉えていることに改めて驚かされます。

どうせ死ぬなら

どうせ死ぬなら桜の下で
高倉健さんかっこよかったなあ。

この映画は私が中学生の頃に大ヒットした。
友達と何回も映画館に見に行ったな。
高倉健さんはこの頃47歳ぐらいか?
どんな役をやってもかっこいいな