約二年前から足底筋膜炎に悩まされてきましたが、気が付くと完治していました。
今はウソのようにまったく痛くありません。
治った理由は、この本に書いてある通り、アゴを引いて背筋を伸ばす(骨盤前傾)を心がけて走ったからです。
この本を書いた伊藤和磨さんも足底筋膜炎に悩まされた時期があり、いろいろ対策をして一年で治ったが、なぜ治ったのか理由がわからないと書いておられます。(122ページ~123ページ)
なんでこんなこと書いておられるのでしょうか?
伊藤さんが他のページで書いていることを実行したら治ったのに!
おかげで、昨年の神戸マラソンも実に快適に走ることができました。
タイムは全然遅いですが、私にとっては前年より一時間以上短縮できましたし、
おととしはゴール後、地下鉄の階段を上り下りするのが苦痛でしたが、今年は最後の5キロあたりでふくらはぎが痙攣したものの、ゴール後はスイスイ歩くことができました。
いままで、足裏のストレッチやマッサージなどいろいろやりましたが、まったく効果はありませんでした。
整体の先生には足裏のテーピングをしてもらいましたが、これも効果なし。
テーピング靴下もダメ。走った後にアイシングもしましたがダメでした。
結局、このような痛みは生活習慣病なので、痛い部分のケアをしてもダメで、原因である生活習慣を見直さないとダメなんでしょう。
私は若い頃から、よく姿勢の悪さを指摘されます。
猫背なのです。
ですから、今も気を抜くとすぐに猫背になってしまいます。
先日、パソコンが入った重い鞄と、お客様からお預かりした年末調整の資料がたくさん入ったカバンを持って歩いているとき、久しぶりに足裏に痛みが走りました。
私の場合いつも左足で、足裏のカカトの少し前が痛くなります。電気が走ったような痛みです
あれっ?と一瞬思いましたが、背筋を伸ばし、アゴを引いて歩いてみるとすぐに治りました。
無意識のうちに元の猫背になっていたのでしょう。
実は神戸マラソンの時も、ハーバーランドの手前あたり(35キロぐらいでしょうか?)からは疲れがたまって、アゴを引いて背筋を伸ばすことができなくなってしまいました。
ちょっと気を緩めると下を向いて走ってしまいます。
ずーっと良い姿勢を保つことは難しいのですが、これはやはり腹筋や背筋を鍛えるしかないのだと思います。
というわけで、悩まされていた足裏痛からやっと解放されました
伊藤先生、本当にありがとうございました。