「おしろかった本・映画・テレビ番組」カテゴリーアーカイブ

金融緩和

動画のメモ

・金融緩和をしてもデフレは解消できない
・経済成長もしない
・ずっと金融緩和しているのに効果がないことを認識すべし
・日銀の国債買い取り ⇒ マネタリーベース(金融機関が日銀に持っている当座預金)増 ⇒ だが貸付は増えなかった = マネーストックは増えなかった
・金融緩和しても市場に出回るカネが増えなかったので何の効果もなかった(危険もない)
・金融緩和の本当の目的は国債を買うことである
・大型予算 ⇒ 国債発行 ⇒ 金利上昇 ⇒ これを防ぐために日銀が国債を買い取る
・物価上昇を誘導するためではない
・金融緩和とは日銀の国債買い取りのことである
・いつまでもできない(札割れが起こり始めている)
・買取がダメなら法律を変えて日銀が直接国債を買うようにする(戦時立法にもどる)
・今の日銀法ではできない
・制御不能なインフレになる
・ハイパーインフレというほどのことにはならない
・100倍ぐらい ハイパーインフレは1兆倍などの事態をさす
・定期預金がパーになる
・預金が海外に逃げるようになると制御不可能
・インフレは税金 国民が負担する
・財政赤字の国はみんなこの方法をとる

今、野口先生の新しい本を読んでいますが、いつもながらのわかりやすい本です。

「金融緩和で日本は破滅する」(ダイヤモンド社)

すいこまれるように読む

この本は、山本周五郎さんが、直木賞に選出されたのに受賞を辞退した作品だそうです。
イヤ、これも実にすばらしい本です。

短編集で、どれも素晴らしいのですが、なかでも私は「墨丸」が一番良かった。
色が黒いから「墨丸」というあだなをつけられた女性の話ですが、これが実に魅力的な女性なのです。
山本周五郎さんの小説は、だいたい夜、眠る前に読みますが、
2~3行読むと、眠気がとんで、吸い込まれるように読んでしまいます。
短編なので数十ページなのですが、まるで映画を見ているような気分になります。

平之丞の印象にあるお石は、色の黒い、赭毛(あかげ)の、からだの痩せて小さな、みっともない子であった。
けれどもいまそこに見るお石は「みっともない」どころではなく、十人あまりいる娘たちの中でも際立って美しい、
その美しさは髪化粧や衣装のためではなく、顔かたちでもなかった、いってみればお石のぜんたいから滲みでるもの、
外側の美しさではなくて、内にあるものがあふれ出る美しさのようだ。(230ページ お石=墨丸のこと)

お花見の場で、十人余りの女の人たちが琴をひく場面ですが、魅力的な墨丸の姿が目に浮かぶようです。
墨丸はわけがあって、主人公である平之丞のもとを去っていくのですが、数年後に再会するという話。
実に感動的な物語です。

アマゾンの書評で、「糸車」が一番いいと書いている人がいましたが、確かに「糸車」も良い!
「糸車」とタイトルを聞いただけでじわっと目がしらが熱くなります。
というか全部よい。
もう一回初めから読むことにします。

衝撃的な映画

子供とGEOに行って、ぼーっとDVDを見ていると、なんと

「樺太1945年夏 氷雪の門」

があったので、早速レンタルし、先ほど見ました。
レンタルするときにちょっと手が震える感じでした。
実に衝撃的な内容です。
命を懸けて電話交換手の仕事をつづけ、樺太を守ろうとした先人たちに心から敬意を表したいと思います。
私がこの映画のことを知ったのは、やはり浜村淳さんのラジオです。
いつか見てみたいと思っていたのですが、まさかGEOに並んでいるとは!
今、領土問題が大きな課題となっていますが、これは本当に重要な問題です
先人たちが命がけで守ってきた領土を我々は何としても守らなければならないですね
安倍総裁と石破幹事長のご活躍を期待します。

実話

昨夜、息子と二人でウィルスミスの「幸せのちから」を見ました。
英語の勉強もかねて、英語音声・英語字幕を選択。
息子は英語はさっぱりわかりませんが、何度も一緒に見ているで、ほとんどストーリを暗記しています。
勇気をもらえる名作だ。
最後に正社員に採用された時のウィルスミスの演技は実に感動的です。
ところで、私は今日まで知りませんでしたが、この話は実話で、ラストシーンに本物のクリスガードナーさんが出演しておられます。
さっき、もう一度ラストシーンだけを見てみましたが、ウィルスミス親子の後ろを颯爽とご本人が歩いておられます。