kawazei のすべての投稿

出店競争

20140601-081914-29954675.jpg

朝、玉子焼きを作ろうとしたら玉子がなくなっていたので自転車でコンビニまで買いに行きました。
最近はコンビニがすごく増えたので、我が家から自転車でコンビニに行く場合も、どのコンビニに行くか迷います。
ずっと前、知人の夫婦が脱サラしてコンビニを始めたのですが、オープンして2〜3年後に、
「うちがオープンしたとき、近くのコンビニの社長が一日中、うちの店の前でじーっとこっちを見ていた。あの時は気持ち悪いなあと思ったけど、今は気持ちがわかる。」
と言ってました。
自分の店の北側にコンビニができたら北から来る客がゼロになるそうです。
こんなにコンビニが増えているのだから、今はますます競争が激しくなっているんやろなあ

論点がちがう

野党の先生がたが、与党から提示された事例について質問したり、矛盾点を指摘したりしてますが、それでは与党の思うツボだ。論点がまるで違う。
・解釈変更ではダメ。
・憲法を改正すべきである。
・96条は変更しない。
論点はここでしょう。
法案自体や事例の問題点を議論していると、その問題点さえ解決すれば(その努力さえすれば)憲法は改正しなくてもOKとなってしまう
野党の先生がたがワナにかかっているように見える

黄色い花

__

私の父は平成14年5月23日に亡くなりましたので、もう12年が過ぎました。
日曜日に十三回忌の法要をおこなったのですが、月日の経つのは本当に速いですね。
法要は命日より前ならいつでも良いと言われたので18日の日曜日にお願いしたのですが、そのときには見かけなかった黄色い花が道端に咲きはじめました。

父が亡くなり、葬儀の準備などでバタバタしているときに、クルマの中からふと道端をみると、この花がたくさん咲いていたのを鮮明に覚えているのですが、この花は本当に父の命日に合わせるように咲きはじめるようです。
なんという花か知らないのですが、この花を見ると優しかった父のことを思い出します。

私は毎日クルマで西区の自宅から中央区の事務所まで通っていますが、道路の両側は毎年この時期、この黄色い花が満開状態になります。

 

この映画傑作!


私は大学時代、高倉健さんの映画にはまった時期がありましたが、寺島純子さんとの共演シリーズはあまり見なかった。
が、この映画傑作!
高倉健さんはかっこよく、寺島純子さんは実に美しい。
というか、寺島純子さんもかっこいい
昔の映画は画面全体が美しいな。
もちろんストーリーも面白い。
最近あまり映画を見ませんが、やっぱり昔みたいな面白い映画がないからだろうな

どうせ死ぬなら桜の下よ
死なば屍に花が散る

「田原坂」の歌詞をインターネットで調べたら、この二行が出てくるのに、you tubeで見ると、どの動画でも、なぜかこの部分が出てこない(歌われない)。なんで?

「正しいことをやりたかったら偉くなれ」②


小室直樹先生の名著の一つですが、こう書いてあります。
「デモクラシー」の反対語はなんですか?と問われると「軍国主義」と思う人が多いが、これは間違いで、デモクラシーの反対は「神権政治」である。(186ページ)

つまり人間中心の政治が「デモクラシー」で、その反対は神様が中心で、神の意志に則って行われる「神権政治」である。
世界史に類を見ないといわれる戦時中の軍事政権(東条英機内閣、軍人である東条英機さんが総理大臣、内務大臣、陸軍大臣などを兼務)が成立した時代もちゃんと普通選挙が実施されていて、その意味では民主主義の手続きが行われていた。
日本の歴史教育は年号のマル暗記ではなくてこういうことを教えないとダメだと私は思います。

問題は、選挙で選ばれたら自分が神になったと勘違いしてしまうことです。
日本の場合は、政治家が選挙の公約を平気で破るといわれますが、これは
「自分は選挙で選ばれたので、(任期満了までは)神になったのでなんでも許される」
という思想に他なりません。

小室先生は「危機の構造」でも、
「日本人の思考・行動様式は戦前のそれと全く変わっていない。」
と言っておられますが、私もそう思います。


この本でも言っておられますが、日本の民主主義はまだまだ未熟である

正当な憲法改正の手続きをとらず、時の政権が憲法の解釈変更で真逆の法律を通すことは民主主義の否定(つまり神権主義)です。
昨日も書きましたが、議案そのものの良し悪しは別問題で、今、重要なのは、どのような手続き(プロセス)をとるかです。
また、今回の問題が可決成立した場合にはそれが前例となります。
今回もニュースを見ると過去の判例などが引き合いに出されていますが、あのように未来永劫、前例となる。
すると憲法9条の規定なども真逆の法律解釈に基いた法律を通すことが理屈上は可能となり、憲法は形骸化する。
今般の「前例」を根拠に将来の政権がどんな法律を作ってしまうのか?
考えたら怖いな。
「そんなことをするわけがない」
と誰が言えるのでしょう?
民主主義の手続きに従ってことをすすめていだくことを切に願います。

「正しいことをやりたかったら偉くなれ」

故いかりや長介さんが刑事ドラマで言ったセリフで、私はこの言葉が大好きです。
今日のニュースを見て、失礼ながらこの言葉を思い出しました。
言っておられることはすべてごもっとも。
私もまったくその通りだと思います。
しかし、正しいことを実行するには、多数を確保して憲法を改正するしか他に道はないのでは?
民主主義はプロセスが重要