kawazei のすべての投稿

疲れた

昨日が提出期限だった、
①11月決算法人の決算申告
②5月決算法人の中間申告
③法定調書合計表
④給与支払報告書
⑤償却資産税申告
で月末はバタバタしてしまい、疲れた

外債

「日本の国債はほとんどが内国債で、外国から借りているのはわずかだから、いざという時でも大きな問題にはならない。」
とか
「ダンナが嫁さんにカネを借りているようなもんだ」
などと言われます。
そのこと自体、同じ国の国民や嫁さんからの借金なら踏み倒してもOKと言っているようで不気味ですが、もっと不気味な話が大前研一さんのメールマガジンに書いてありました。
外債比率は小さいが、金額は結構あるという話です。
国債残高は2011年6月末で901兆円、うち外国人の保有金額はなんと66兆8,600億円もあるそうですよ!
比率は7.4%で確かに少ないように見えますが、約67兆円!
比率だけみると数字マジックで外債なんか大したことがないと考えてしまいますが、金額を見ると誰でも驚きます。
「ほとんど内国債」「嫁さんからの借金」などと言っている場合ではない。
あっという間に国家予算レベル(我が国の一般会計歳出)ぐらいになりそうやな。
で、思い出したのですが、たしか土光敏夫さんの第二臨調発足時の国債残高が80兆円ぐらいではなかったでしょうか?
以前はYOUTUBEで土光さんの番組を見ることができたのですが、今は見ることができないので不確かですが、もうすこしで外債の金額が当時(81年ごろ?)の国債残高に追いつくのは間違いないと思います。
土光さんが聞いたらなんとコメントされるだろうか?
エライ世の中になったなあ。

休憩せよ

今日も整骨院へ行ってきました。
最近は神戸マラソンのときのような、走れなくなるほどのヒザ痛はなくなったのですが、左足や左股関節が慢性的に痛んでいます。
何とか痛くならない走り方がないか、試行錯誤しているのですが、今日、整骨院の先生に
「オーバーユースなのでちょっと休んで疲れをとった方がいいですよ」
と言われ、なんだかガッカリしてしまった

さすが浜村さん

相変わらず、朝は車のなかで「ありがとう浜村淳です」を聞いています。
いや、実にタメになる番組です。
昔、上の子供が小さかった頃、夜泣きがひどかったので、妻のお母さんにおまじないを教えてもらいました。
「しのだのもりのしろぎつねひるわないてもよるなくな」
と書いた紙を、さかさまにしてトイレに貼っておくというものです。
「ひるわ」でまちがいありませんでした。(「ひるは」ではない)
意味がさっぱり分かりませんでしたが、夜泣きがひどく、妻も私も寝不足で疲れ果てていましたので、すがるような気持ちで実行しました。
で、結局どういう意味やいわれがあるのかわからないまま、十数年がたったのですが、なんと今朝の浜村淳さんのラジオでこの話がでてきたのです!
さすがは浜村さん。なんでも知っている
昔、安陪保名(やすな)という人が、野原で宴会をしていたらキツネが逃げて来る。
次に狩人がキツネを追って走ってきて、
「キツネが来なかったっか?」
と聞くので、
キツネはあっちへ行ったよと答えたら狩人はそっちへ走って行った。
キツネは安陪保名に助けられたので、お礼を言っているかのように何度も振り返りながら森へ帰って行った。
しばらくして、葛の葉という名の美しい娘(実は助けてもらったキツネ)が安陪保名のところへやって来る。
二人は夫婦となり、男の子が生まれる。
その子が六歳になったとき、お母さんにキツネのしっぽが生えているのを見てしまう。
正体がばれた葛の葉は、襖に次の歌を書いて姿を消してしまう。
「恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」
で、この子供がのちの安陪晴明(あべのせいめい)
という話なのですが、相変わらず浜村さんは話がうまいので、運転しながら感動してしまいました。
ところで、それが何で子供の夜泣き防止になるのか?
それについては説明がなかったので、ネットで調べたのですが、よくわかりませんでした。
ただ、信太森葛葉稲荷神社というところには、
「夜泣き止め 夜泣きの子供には昔より名高き葛の葉のマジナイ(御祈祷)いたします」
と書かれた張り紙があるようなので、やっぱり有名なおまじないだったようです。
(その写真をブログにのせておられる人がいました)
悲しいけれど、いい話だ。
また、長年の疑問が解けたようでスッキリした気分になりました。
いつかこの神社に行ってみたいなあ。

新月

昨日、息子をのせて車で走っていると西の空に細ーいお月様が見えました。
息子は興奮気味に、
「あー!新月や!珍しいもん見た」
と喜んでいます。
「新月?」
新月とは何だったのか忘れてしまっていたので、私の知らないことを知っている息子に感心してしまいました。
家に帰って調べたら新月は23日だったそうで、昨日(25日)は月齢1.8と書いてありました。

貿易赤字国

昔、タイヤ会社に入ったばかりの頃、一か月ほど工場実習というのをやったことがあります。
4勤2休。つまり昼勤(9:00~5:30)を4日やったら二日間休み、その次は夜勤(21:00~6:00)を4日おこなうというパターンを繰り返すのですが、ちょうどそのとき、同じ部署にN君という新入社員がいました。
私も新入社員でしたが彼は高卒だったので私よりかなり若かった。
食堂や仕事帰りの風呂などで仲良くなったので、よく覚えているのですが、彼は一日中上司に厳しくしごかれていたのです。
今はタイヤの生産も機械化が進んでいるでしょうが、当時は結構手作業によるところが大きく、熟練工と新人ではまったく生産性が違いました。
入りたての新人を早く一人前にするために上司も必死で指導していたのでしょうが、ちょっと厳しすぎると私は思いました。
高校を出たばかりの19歳ぐらいの少年が、慣れない夜勤で、眠い目をこすりながら一晩中上司にガミガミ言われながら働いているのです。
それだけでも大変なのに、小突かれたり、突き飛ばされたりしながら働いている。
突き飛ばされた後、床に倒れたN君に上司が
「おまえはアホか!スポイトは何のためにあるんじゃ!」
と怒鳴りながら油の入ったスポイトを投げつけたのをよく覚えています。
ある日、現場の班長さんと休憩所で話していると、N君がはいってきました。
班長さんが、
「どうやった?」
と聞くと、N君は
「もう一回よく考えてこいと言われました」
と答えて休憩所を出ていきました。
どうやら仕事がつらいので、厳しい上司に退職を申し出たようでした。
私は班長さんに
「班長、いくらなんでも厳しすぎると思いますよ、N君がかわいそうですよ」
と言ったら、
「お前はアホか?ええか、熟練工は一晩で〇〇本のタイヤを作るが、新人は□□本(本数を忘れましたがケタ違いに少ない本数でした)しか作られへんのや。早く仕事を覚えんかったら苦労するのは本人なんやぞ!」
と言われました。
その数日後にN君は退職しました。
4月に入社して8月に退職したのです。
かわいそうでしたが、班長さんの言われることもわかる。
社会人というのは厳しいもんだなあと感じたのを覚えています。
で、今思うと日本の製造業というのはこのような人たちの苦労に支えられて成長してきたわけですが、時代は変わり、今は自動車メーカーは6割から7割の自動車を海外で生産し、日立はテレビの自社生産から撤退。
そして、日本は31年ぶりに貿易赤字国になりました。
日本を支えてきた製造業が衰退していくニュースを見ながら、なぜかN君のことを思い出してしまいました。

とても難しい

金曜日の夜に、また整骨院に行ってきました。
一回五百円だし、なんとか楽に走れるようになりたいので毎週通っています。
左足をトーイン気味に走るとよいとのご指導をいただき、実践していますが、金曜日に診ていただいたところ、左足外側の筋肉が張っているといわれました。
あまり気付かなかったのですが、マッサージしてもらうと確かに痛い。
要するにトーインにしすぎだそうです。
左足のつま先がインに入ると太もも外側の筋肉が張る!
もうちょっと緩やかなトーインにせよとのこと。
で、今朝、自然なトーインを心がけて走りましたが、ちょっとヒザが痛くなる予兆がありました。
とても難しいな。
ヒザを守ると太ももが張る。太ももを守るとヒザが痛む。