小室直樹先生の「日本人のための憲法原論」を読みました。
現代日本の抱える諸問題の根本原因は、すべて憲法がまともに作動していないことにあると書いておられます。
戦後、このような状況にある憲法の下でも日本の社会が大きな混乱に陥ることがなかったのは、日本経済が成長し国際社会における地位が向上し続けていたからでしょう。
残念ながら、なんだかんだ言って今は日本経済は衰退傾向にあり、国際情勢も大きく変わっています。
今の状況を打開するには、憲法を改正し、日本を本当の民主主義・資本主義国家にするしかないと思います。
ところで、安倍総理は日本が真の独立国家となるために憲法改正が必要であると「美しい国へ」という本に書いておられます。
私は、憲法改正などという大仕事ができるのは安倍総理だけで、今が最後のチャンスであるような気がします。
解釈改憲などせず、是非真の意味での日本再建=憲法改正をやっていただきたい。
小室先生の本を読んでいると、ますます安倍内閣に期待が高まります。