今朝、5時に起きたら雨でした。
しかたがないので、走るのはやめてテレビを見ていると、お坊さんのような人が、
「別無工夫(別に工夫なし)」
と言っておられて、これがとても印象に残りました。
夢窓疎石という人の言葉だそうです
テレビで見たのは一瞬でしたが、
「いろいろなことがありましたが、別に工夫なし」
と言っておられましたので、直感的に感じた意味は、
「人間いろいろと辛いこともあるが、そこから抜け出そうとしていろいろと悪あがきしてもダメ」
でした。
勝手解釈か?
でも、こんなところでしょう。
また、昔読んだ岡本史朗さんという税理士さんの本に出てくる
「ノウハウを求める底の浅さ」
という言葉を思い出しました。
また、小室直樹先生だったか?野口悠紀雄先生だったか忘れましたが、「フェティシズム」という言葉の説明をしておられて、これも連想しました。
「フェティシズムとは性的な言葉として理解されることが多いが、本当の意味は「手段の目的化」である。」
と書いてありました。
「別無工夫」をグーグルで検索すると、言葉の意味が出てきますが、その中に
「修行のための修行など無意味。修行はいつでもどこでもできる」
と書いてあるので、似たような意味か?
とりとめがなくなってしまいましたが、要するに何事をなすにも、小手先のノウハウなど意味なし。
やるべきことを淡々とやるべし。
ちょっと元気をもらえる言葉だ