小室直樹先生の「日本人のための憲法原論」にドイツの全権委任法というのがでてきます。
昔のドイツで憲法の規定を無視して法律を作る権限を政府に与えた法律です。
論理的に矛盾がある法律だと思いますが、独裁政治と言われたナチスドイツですら、一応はこのような法律を作ってから独裁政治をやっていたということは注目に値する。
(日本がナチスドイツみたいになってしまうと言っているのではないですよ。)
日本はこのような全権委任法すら無いのに解釈改憲をやっている。
これをやめさせるには選挙で我々国民がその意思表示をするしかないな。