先週の日曜日、子供と近所にあるゲオに行ったら、なんとレンタルDVDのコーナーに石原裕次郎の名作「黒部の太陽」と「栄光への5000キロ」があり、驚きました。
この2作は石原裕次郎さんの遺志で、映画館の大画面で見せたいのでDVDやビデオにはしないということだったと思うのですが、ついにDVD化されたようです。
早速レンタルし、先週の日曜は「黒部の太陽」、今週は「栄光への5000キロ」を見ましたが二作ともやはり名作です。
昭和日本を支えた男たちを石原裕次郎さんが見事に演じておられます。
また、両方とも映画とは思えないリアリティがあり、わざとらしさがないので、一気に映画の中の世界に引き込まれてしまいます。
「栄光への5000キロ」では、石原裕次郎さんが、本当に510ブルーバードでサファリラリーに出場しているように見えますし、
「黒部の太陽」の、トンネル工事中に水が大量に噴出し、作業員が吹き飛ばされるシーンも、超リアルでとても映画とは思えない。
よくこんなシーンが撮影できたなあと思います。
「栄光への5000キロ」は、子供のころにテレビで見て、感動した記憶があるのですが、
ずっと私は車が好きで、大学時代はラリーなんかもやっていましたし、卒業後はタイヤ会社に就職をしました。
私のクルマ好きは、この映画がきっかけだったのかもしれません。
なんといっても510ブルーバードがかっこいいなあ。
僕らの世代までの日本人は、この手のクルマを見るとシビレますね。
アプピーヌA110やアルファロメオも出てきますが、どれもかっこいい。
何度でも見たくなる名作です。