「世の中の出来事」カテゴリーアーカイブ

選挙の争点

財政再建、歳出削減、公務員改革、経済対策、年金問題などは重要な問題ですが、選挙でどの党に投票するかを考えるうえでは無視するべきだと思います。
理由は、これらの問題についてはどの党も解決不可能だと思うからです。
たとえば公務員給与や年金支給額は大幅に削減しないと国の借金は増えるばかりですが、これらの削減を主張する政党が選挙で勝てるわけはないですね。
経済も同じで、私は根本的に、日本人の人件費が高すぎて、企業の生産拠点が海外に移転し、国内の雇用が失われていることが問題だと思いますが、人件費を下げたり、企業の社会保険負担を廃止して厚生年金の大減額を主張するような政党は選挙で勝てません。
だから、これらの問題はちょっと置いといて、憲法改正、国防、領土問題、教育問題、原発問題などの政策で判断すべきではないでしょうか?
残念ですけど、全部はムリ

二大政党

いよいよ解散総選挙ですね。
自民党政権に期待したいと思います。
ところで、早速民主党を離党するという節操の無い人がいるようで、中には
「民主党では選挙は戦えない」
などと発言するひともいます。
政党とは、選挙に勝つための道具?
アメリカは、ずっと共和党と民主党の二大政党状態が続いていますね。
日本の政治を見ていると、アメリカではなんで二大政党が存在し続けることができるのか?
不思議に思えてしまいます。

大臣って

田中文部科学大臣が、2013年春開校予定の大学について、認可するしないでもめていますが、
そもそも文部科学大臣には認可するしないを決める権限はないということですか?
大学の建物ができて、教員も確保した時点でハンコだけ押す?
大臣の役割とは?

金融円滑化法

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金融円滑化法で返済猶予を受けても資金繰りが改善されず、倒産する会社が増えているそうです。
リスケでは解決できないですね。
資金繰りに苦労しておられる会社は、銀行返済だけではなく、税金、社会保険料、経費支払なども滞っていることが多いと思います。
記事には企業再生ファンドの設立など、金融円滑化法の終了後を見据えた対策の整備が急務だと書いてありますが、金融支援的なことは結局、問題を先送りするだけだ。
会社の収益構造を根本的に再構築するしかないな。