「2020年マンション大崩壊」という本を読みました。
今、マンションは供給過剰で空き家が増えて共益費や修繕積立金の滞納が増えたりしてたいへんなことになっているそうです。
昔、阪神大震災の時にいたるところで倒壊したり、一階部分がつぶれてしまったマンションをたくさん見たので、私はマンションに住もうとは思いませんが、仕事の都合などで都心に住む必要があり、マンションに住まざるを得ない場合もあるでしょう。
その場合、「マンションは賃貸で利用するべきである(貸して儲ける・借りて住む)」と書いてあります。
全くその通りだと私も思います。
一部のブランドエリアのマンションを除いて、資産としての価値は買った瞬間からどんどん目減りしていく。
東京オリンピックを見越したマンション投資も疑問であると書いてあります。
1964年の東京オリンピックでは首都高速や新幹線などのインフラが整備され、東京の都市としての価値が急激に上昇した。
マンションなどの投資も、あの時代なら確実に値が上がり、転売でも賃貸でも大きな収益を生んだでしょう。
しかし、次のオリンピックで同じことが起こるはずがない。
当たり前のようで、私たちがあまり理解していないことをわかりやすく書いてある良い本だ。