地味な福袋

今日は柳原のえべっさんに、二回行ってきました。
まず、午前中に先輩税理士さんと一緒に行ったのですが、出先から行ったため、去年買った福笹を事務所に置いたままだったので、仕事帰りに福笹を返しにもう一回行くことにしたのです。
せっかく行ったので、家族に何かお土産を買って帰ろうと思ったのですが、露店で売っているのは、初詣の時に食べたようなものばかりなので、兵庫駅で売っていたお菓子の福袋を買って帰ることにしました。
1,000円でした。
喜んでくれると思ったのですが、
ちょっと地味なお菓子が入っていたので、家族は思ったほど喜んでくれませんでした。

でも、味はおいしいといって食べています。
子供のころに食べた、なつかしい味だ

走りたくなる本

日曜日に、本屋でランニングに関する新書を買いました。
面白い本だったのですが、
「靴はカカトのクッション性が良いものを履く。初心者は1万円ぐらいのシューズが良い。著者はオーダーメイドの2~3万円のシューズを履いていいる。」
などと書いてあり、このあたりを読んだとたんに、以前読んだ「Born to Run」をもう一度読みたくなりました。
この本は、全く逆で、
安物のすり減った靴のほうがケガをしにくい。裸足で走るのがベスト
などと書いてあります。
走る前にストレッチをしたらケガをしやすくなるなど、普通のランニング本の逆のことがたくさん書かれている。
読んでみると目からウロコの話ばかり。
こっちの方が理にかなっていると思うなあ。
私のように偏平足で足腰の筋肉がヨレヨレでヒザがガクガクなオッサンほど勉強になる本かもしれません。
以前に読んだときは、マラソンもヒザ痛も経験したことがなかったので、今読むと一段と面白い
物語風の前半も走る気をそそる内容ですが、222ページあたりから理論的な内容になり一段と面白くなります。
ところで、私は三連休の間、16キロ、10キロ、10キロで合計36キロ走りました。
ゆっくりペースですが、ヒザが全く痛くならなかったのでとても楽しく走れました。

名言

ジェームス・スキナーさんの「略奪大国」には数々の名言が書かれているな

「資本主義は行き詰ったことがない」
「資本主義の三原則」
①国が通貨の価値を一定に保たなければなりません
②国は赤字国債を発行してはいけません
③銀行などの金融会社が本業に徹しなければなりません

まったくその通りだと思うな。

なんで腸なのか?

元旦からヒザにテーピングもせず、バンドも巻かずに走っていますが、今のところ何ともありません。
でも、もちろん安心などできませんので、今日は今年初めて整骨院へ行きました。
先生に、
ヒザが痛いのに、なんで腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)というのですか?と聞くと、
「痛んでいる靱帯は、腸骨(ちょうこつ=骨盤のあたり)から脛骨(けいこつ=脛(スネ)の骨)へと延びているもので、この靱帯が痛むので腸脛靱帯炎というのです」
と教えていただきました。
ヒザ痛が腸に何の関係があるのか不明だったので気味が悪かったのですが、骨盤なら腸に近いので、ちょっと納得したな。

資本主義講座

ジェームズ・スキナーさんの本を読んでいたら、また小室直樹先生の資本主義講座を聞きたくなった。
日本が資本主義社会になるのはかなり難しいと思うな

(以前書いた私のメモ)
ソ連の問題点
・資本主義批判をしたが、社会主義の欠点を考えなかった
・資本主義に、なろうと思えばなれるのか?を考えなかった
日本は社会主義国である 役人が企業に命令する
社会主義はダメと言われるが、社会主義国で隆々として栄えているのが日本である
日本は平等社会を実現した(日本が世界一平等)
社会主義の弊害 ソ連が潰れた時とまったく同じ理由でピンチになっている
日本では製造業(競争がある)は強いが金融業(競争はない)は弱い
ソ連が滅んだ理由 ロシアになった これを例に(22分50秒あたりから)
エリツィン資本主義化 資本主義になるにはどうすればいいか?誰も研究していなかった
技術が進んで資本が蓄積されたら自然に資本主義が出てくる
資本主義になるのは非常に難しい
自由競争と失業、破産は資本主義の本質
破産すべき企業を無理に生かす 実質失業者を無理に雇い続ける(膨大なムダ)
戦国時代と封建社会どっちがいいか?わからない
ソ連はマフィア経済になった
マックスウェーバーは資本主義になれなかった経済を研究した
中国・・技術が進歩し資本が蓄積されたが資本主義にならなかった
英国・・はるかに遅れているが資本主義になった
理由は中国には「資本主義の精神」がなかったから
資本主義の精神
①労働は宗教的儀式である
②目的合理的な精神
③高い倫理的精神
これらがないと資本主義にはならない(マフィアにはない)
非倫理的とは
①規範があるが守らない
②規範がない(例:アメリカの奴隷制度)
「金儲けは良いことだ」の精神があるか無いか?
「本当はダメだけど、まあ許される」と考えるか?
正直 タイムイズマネー サボるほど得 といった精神なし
ウソのつきっぱなしでは資本主義になれない
今日の日本の経済危機の本質
明治時代から資本主義化
①しかし封建社会の最も基本的部分である地主階級はそのままだった(50%現物で地主が取る)
②ビジネスリーダー 経営者はほとんど下級武士(官僚=役人)
公僕(パブリックサーバント)のはずが日本を支配する主人になってしまった というようなエトスが残った
日本は資本主義でなく封建社会 戦争終結まで続いた
飛行機会社 ⇒ 飛行機は落ちる ⇒ 誰も株は買わない ⇒ 国が銀行に対しカネを貸してやれと命令する 
これが現在の金融政策の原点
戦時体制でスミからスミまで役人が支配
戦後 GHQ 財閥 軍隊 地主解体
だが、官僚による銀行を通じての経済支配はそのまま
日米安保条約 ⇒ 経済に専念せよ ⇒ 官僚喜ぶ ⇒ 成長産業に銀行を通して資本投下
全くの社会主義
現在 ソ連と同じ理由で日本経済危機
もっとも社会主義的な部分=金融システムが崩壊
理由は日本の官僚の欠点
①依法官僚制・・・近代官僚制 法律が支配 目的合理性
②家産官僚制・・・国家は君主の私有財産(例 中国) 
中国の官僚制が典型
ペーパーテストで官僚を決める
明治時代日本でも採用 東大法学部卒が高級官僚になる
科挙 武士道の精神 今は無し 無いのに②であることが問題
特権だけは残った 見かけは①だが本質的に②
無規範 役人はワイロなど悪いとも何とも思わない
日本の官僚は国の財産と自分個人の財産の区別がない
エトス・・ウェーバー
アノミー・・デュルケム